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赤ちゃんを迎える前に:カップルが出産前に見直したいお金のこと

収入の見直し、赤ちゃんの費用の切り分け、公平な分担の決め方まで。生活が変わる前にカップルで進めたい、出産に向けたお金の準備を実践的に解説します。

ベビー用品店で赤ちゃんの服を見比べながらスマートフォンを確認する、出産を控えたカップル

赤ちゃんが生まれると、家計の2つの部分が同時に変わります。新しい支出が始まり、毎日の生活が予測しにくくなるちょうどそのときに、収入も変わることがあるのです。お金の話し合いを出産後まで先延ばしにすると、おむつの買い出しも、通院も、急な買い物も、最悪のタイミングで交渉の種になりかねません。

お金の準備とは、子どもが大学を出るまでにいくらかかるかを予測することではありません。変化の前に、使えるお金がどれくらいあるのか、何を家族の予算に入れるのか、それぞれがどう負担するのかについて合意しておくことです。

このガイドでは、その移行期間について解説します。まず、お金の分け方を大きく比べたい方は、カップルの生活費の分け方完全ガイドから読むか、カップルの公平な分担の計算ツールでいろいろな割合を試してみてください。

実際に入る収入から考える

ベビーカーやベビーベッドのリストを作る前に、月ごとの収入のスケジュールを作りましょう。ふたりそれぞれについて、次の項目を書き出します。

  • 通常の手取り
  • 休業の開始予定日と終了予定日
  • 各段階の手取り収入の見込み
  • すでに確定している給付金や勤務先からの支給
  • 入金されそうな日
  • 減りそうな仕事関連の費用と、新しく出てきそうな費用

一番楽観的なケースを前提に計画を立てないでください。収入が変動する場合や、まだ確定していない入金がある場合は、その月の控えめなバージョンを作りましょう。育休や給付のルールは、勤務先、自治体、国によって大きく異なるため、自分に当てはまる公式の情報で詳細を確認してください。

片方の収入がすでに月によって変わる場合は、収入が変動するときの生活費の分担のガイドで、特に良かった1か月に左右されない基準の選び方を解説しています。

準備のための購入と、毎月の費用を分ける

出産準備リストが長いと、最初の合計額に驚くかもしれません。でもそれは、毎月の赤ちゃんの予算ではありません。その一方で、少額でも繰り返し発生する買い物は、思った以上に予算を圧迫します。最初から2つのリストを分けておきましょう。

費用の種類例実践的な決め方
出産前の準備ベビーベッド、チャイルドシート、ベビーカー、授乳用品、部屋の模様替え優先順位、上限額、購入時期を決める
最初から毎月かかるものおむつ、衛生用品、成長に合わせた服毎月のカテゴリを作り、実際の使い方に合わせて調整する
変動する費用・ときどきかかる費用処方された薬、通院、買い替え、交通費月の予算に余裕を残し、発生したときに記録する
おおよその時期がわかっている後の費用保育園、自宅でのベビーシッター、職場復帰にかかる費用早めに調べて、別に見積もっておく

最初にそろえるものには、すべて出産前に必要、あとでも大丈夫、必要になったら買うのどれかの印をつけましょう。このシンプルなふるいで、不安から来る買い物が減り、事前にはわからない必要のためにお金を残しておけます。

一般的なチェックリストに載っているからといって、複数のサイズの服や授乳用品、薬を買いだめするのは避けましょう。成長の早さ、好み、健康上のニーズは子どもによって違います。カテゴリとして予算を確保し、実際の赤ちゃんに合わせて買い、健康に関わることは専門家の指導に従ってください。

支出のグループごとにルールを選ぶ

子どもが生まれるからといって、すべての銀行口座をひとつにする必要はありません。また、折半が自動的に公平になるわけでも、不公平になるわけでもありません。よくある形は次の4つです。

  1. 折半: 収入と個人の余裕が同じくらいならわかりやすい方法です。
  2. 収入比例: 家計で使える収入に応じて、それぞれが一定の割合を負担します。
  3. 定額の拠出: ふたりとも合意した金額を共通の予算に振り込みます。
  4. カテゴリごとに違うルール: 家計、赤ちゃん、個人の支出がそれぞれ別の分担に従います。

4つ目の方法は、すでにうまくいっている家計の取り決めはそのままにして、子どものために別のルールを作りたいときに役立ちます。レジでどちらのカードを使ったかで、誰の費用かが決まるわけではありません。片方が払ったドラッグストアでの買い物も、共通の赤ちゃんの費用になりえます。

TakeControl では、別々のグループを作り、誰が払ったかを記録し、支出ごとに均等、割合、金額指定で分担できます。新しい生活が始まる前にTakeControl をダウンロードして、家計と赤ちゃんのルールを試してみてください。

出産前に「お試しの1か月」を過ごす

可能であれば、妊娠中に新しい予算の予行演習をしてみましょう。育休中に見込まれる収入で生活し、今の収入との差額は貯金に回します。同時に、赤ちゃんの毎月の費用の見積もりも加えます。

このお試しで、机上のスプレッドシートでは見えない疑問に答えが出ます。

  • クレジットカードの利用枠に頼らずに、月の収支が合うか?
  • 新しい分担で、片方だけが個人の自由を大きく失っていないか?
  • どのサブスクや必須でない買い物をいったん止める必要があるか?
  • 支払期日は、新しい入金スケジュールに合っているか?
  • 残業代やボーナスを当てにせずに、予想外の出費のためにいくら残るか?

数字が合わなければ、出産前に調整しましょう。準備リストを減らす、必須でない買い物を先延ばしにする、割合を見直す、貯金の期間を延ばす、などです。目的は、最初の計画が正しかったと証明することではありません。まだ変えられる時間があるうちに、弱点を見つけることです。

貯金の目的をそれぞれはっきりさせる

「赤ちゃんのための貯金」では、判断の手がかりとしてあいまいすぎます。少なくとも3つの目標に分けましょう。

  • 出産前の購入: リストと上限額を決める
  • 育休中の収入の不足分: 月ごとに計算する
  • 家族の生活防衛資金: 予測できる買い物で取り崩してはいけない

適切な金額は、仕事の安定性、頼れる人の有無、医療保障、地域の物価によって変わります。誰にでも当てはまる数字をまねするのではなく、生活防衛資金の計算ツールを出発点にして、備えでどの必須の支払いをカバーする必要があるかを決めましょう。

ふたりとも備えの置き場所を知っていて、必要なときにアクセスできるようにしておくことも大切です。1人しか把握していない緊急用のお金は、もろい仕組みになってしまいます。

疲れていても回るルーティンを作る

出産後は、時間が限られ、睡眠も途切れがちな中で仕組みが回る必要があります。次のものを用意しておきましょう。

  • 子どもの費用のためのグループかリスト1つ
  • 衛生用品、医療、衣類、保育などのシンプルなカテゴリ
  • デフォルトの分担方法と、例外が発生したときの記録
  • 事前に準備しておいた家計の定期的な支払い
  • 最初の1か月は、週に1回10分の確認
  • 最初の1か月が終わったら、もう少し大きな見直し

記録を、細かな選択を取り締まるために使わないでください。記録が答えるべきなのは「何にいくら使っていて、どう分担しているか?」であって、夜中のおむつの買い物を評価面談に変えることではありません。

利用できる分担方法と定期的な支出については、TakeControl のよくある質問で説明しています。新しい生活が始まる前に家賃、光熱費、サブスクを整理するなら、カップルで家計の定期的な支出を管理する方法のガイドも参考にしてください。

家族の変化に合わせて取り決めも変える

妊娠中の予算は、情報にもとづいた予測です。出産後には、おむつを使う実際のペース、服がどれくらいの早さで小さくなるか、医療にどれくらいかかるか、職場復帰で1週間がどう変わるか、保育に実際何が必要かがわかってきます。ルールを更新するのは計画の失敗ではなく、より良い情報をもとに計画しているということです。

収入の見通しを立て、支出を種類ごとに分け、分担のルールをはっきりさせ、見直し日をあらかじめ決めておけば、一番疲れている時期にお金のことを一つひとつ決めなくて済みます。赤ちゃんが来る前に仕組みを始め、実際に変わっていく家族に合わせて調整していきましょう。

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よくある質問

まず、出産後に見込まれる手取り収入から考えます。次に、準備のための購入と毎月の費用を分け、どの支出を共通にするかを決め、カテゴリごとに分担方法を選び、赤ちゃんが生まれる前に新しい予算を試してみましょう。

必要なベビー用品と最初にそろえる消耗品に加えて、おむつ、必要に応じてミルクなどの授乳関連、処方された薬、衣類、医療、保育などの毎月の費用を入れます。実際の金額は、住んでいる地域や家族の暮らし方によって変わります。

必ずしもそうではありません。収入や使えるお金の余裕が同じくらいなら、折半でもうまくいきます。収入比例、定額の拠出、赤ちゃんの費用だけ別の割合にするほうが続けやすい場合もあります。ルールははっきりさせ、見直せるようにしておきましょう。

育休中の各月に、それぞれが実際にいくら受け取り、いつ入金されるのかを見積もります。支給の遅れや収入の減少に備えた控えめなシナリオも作り、給付の内容や期限は、お住まいの地域の公式情報で確認してください。

便利な場合があります。別のグループにすれば、おむつ、衣類、医療、保育の費用が家賃や食費に混ざらず、見える状態を保てます。そのグループだけの分担ルールを決められ、このカテゴリに実際いくらかかるのかもわかります。

最初の1か月が終わったときと、収入、育休、授乳、健康上のニーズ、保育に変化があったときに見直しましょう。最初のうちは、週に1回の短い確認をすれば、買い物のたびに交渉することなく見積もりを修正できます。

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